皆様こんにちは。オートバックステクニカルセンター大阪(ABTC)です。
今回は、いつもお世話になっている整備事業者様よりリピートでご依頼いただいた マツダ MAZDA2(DJLFS) の360°ビュー・モニタ・システム(全方位カメラ)エーミング作業の事例をご紹介いたします。









【作業概要】
- 車種: マツダ MAZDA2
- 型式: DJLFS
- 作業種別: 特定整備/360°ビュー・モニタ・システム エーミング(フロントカメラ校正)
- 入庫経緯: フロントバンパー交換に伴うエーミング依頼(前回の別案件に続き、ディーラー様の作業待ち回避のため当社へ連続ご依頼)
ディーラーの作業待ちを回避!継続的なご依頼への感謝
今回ご入庫いただいたお車は、以前の案件に引き続き同じ事業者様からのリピートご依頼となります。
ディーラー様での入庫待ち・作業遅延が続く中、「ABTCに頼めば納期の相談に乗ってもらえて、施工も確実」とご評価いただき、継続して案件をお任せいただけることは技術スタッフ一同大きな励みとなります。
今後も事業者様の頼れる「第2工場」として、安定したスピードと高い施工品質をお届けしてまいります。
作業の手順とプロならではのこだわりポイント
全方位カメラのエーミングは、車両周囲のターゲット(専用マット)をカメラで読み取って映像を自動補正するため、「光の環境」や「事前状態の確かな把握」が精度を左右します。
1. エーミング専用エリアにおける「光のコントロール」
全方位カメラ校正では、床面の乱反射や天井照明の映り込み、強い影などが原因でカメラがターゲットパターンを誤認識・読み取りエラーを起こすことがあります。
当テクニカルセンターの専用エーミングピットでは、光の照射角度や照明環境を最適化できる「光のコントロール環境」を完備。映り込みを徹底的に排除し、カメラがターゲットを最も正確に読み込める環境を構築しています。
2. 入庫時の事前状態確認(カメラ映像のズレチェック)
作業前にモニター画面にて現状の映像を確認したところ、フロントカメラの映像において床面の枠線が歪んで表示されるズレ(校正前画像参照)が発生していました。
また、全周囲の点検を行った際、ご依頼箇所のフロント以外に「右リアカメラ」側にも映像のズレが生じていることを発見いたしました。 すぐにご依頼元の事業者様へ状況をご報告し、ご相談のうえで今回は当初の予定通り「フロントカメラのエーミング作業」を実施する運びとなりました。
ただご依頼を受けた箇所を作業するだけでなく、システム全体の整合性を事前にチェックし、お客様へ正確な情報をお伝えすることもABTCの重要な役割です。
3. 専用ターゲット設置と診断機によるキャリブレーション
車両中心線と垂直・平行になるようレーザーを用いてミリ単位で正確に位置決めを行い、専用ターゲットマット(ドットパターン)を車両前方に設置します。
- 診断機を接続し、メニューから「サラウンドビューカメラのキャリブレーション – フロント」を選択。
- 作業理由として「修理または交換されたフロントバンパー」を選択し、キャリブレーションを実行します。
- 画面上に「キャリブレーションが成功しました」と表示されたことを確認します。
4. 校正後の映像確認と全システム診断(DTCチェック)
作業完了後、再度モニター画面にてカメラ映像を確認。校正前には歪んでいた床面のガイドラインやリフトの枠線が、サイド・リア映像と綺麗に繋がり、まっすぐ直線として表示されていることを確認しました。
最後にスキャンツールにて全システムのオートスキャンを実施。VMC(ビューモニターカメラ)をはじめ、全システムで「パス|故障なし」であることを確認し、無事に作業完了となりました。
まとめ
360°ビュー・モニタ・システムをはじめとする先進安全装備は、バンパー脱着やカメラ取り外しによってわずかなズレが生じるため、正確な設備・環境下でのエーミング作業が不可欠です。
- 「ディーラーの予約が取れず、納車納期に間に合わない」
- 「自社で対応できないメーカー・車種のエーミング外注先を探している」
このようなお困りごとがございましたら、ぜひオートバックステクニカルセンター大阪にお気軽にご相談ください。専門設備と確かな技術力で、事業者様の現場をバックアップいたします!
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