【エーミング施工事例】スズキ 新型スイフト(ZCEDS)リアバンパー交換に伴う超音波センサ角度測定・初期化

皆様こんにちは。オートバックステクニカルセンター大阪(ABTC)です。

今回は、事業者様よりご依頼いただいた スズキ 新型スイフト(ZCEDS) のリア超音波センサ(ソナー)エーミング作業の事例をご紹介いたします。

【作業概要】

  • 車種: スズキ スイフト
  • 型式: ZCEDS
  • 作業種別: 特定整備/リア超音波センサ取付角度測定および超音波センサ初期化
  • 入庫経緯: リアバンパー交換に伴うエーミング依頼(ディーラー様の作業待ち回避によるご依頼)

ディーラーの作業待ちを回避!信頼できる外注先として

今回のご依頼元様は、これまで校正作業をメーカーディーラー様へ依頼されていたとのことですが、入庫混雑による作業待ちが発生してしまい、「納車までのスケジュールを短縮したい」という理由から当社へ初めてご相談をいただきました。

オートバックステクニカルセンター大阪では、整備・鈑金事業者様の「第2工場」として、こうした短納期でのエーミングご依頼にも柔軟かつスピーディーに対応できる体制を整えています。

作業の手順とこだわりポイント

超音波センサ(クリアランスソナー)のエーミングでは、車両自体の設置環境とセンサ角度の正確な測定が施工品質の鍵を握ります。

1. 床面(土間)の高低差測定と完全水平位置での設置

今回は定位置のドライブオンリフトではなく、作業範囲を広く確保するため通常のピット床面に車両を設置しました。

ピット床面にはごくわずかな勾配や高低差が存在する場合があるため、まずは3Dレーザーおよび受光器を用いて土間の高低差を厳密に計測。四輪が完全な水平状態となる最適な位置へ車両をセットアップしました。基準となる床面の平坦度を担保することが、高精度なエーミングの第一歩です。

2. デジタル角度計による超音波センサ取付角度(仰角)の精密計測

リアバンパーに取り付けられた各超音波センサに対し、専用のデジタル角度計(Bevel Box)を使用して取り付け角度(例:1.2°など)をコンマ数位まで正確に計測します。

バンパーの組み付け精度やわずかな歪みがセンサーの検知エリアに直結するため、手作業による測定も一切の妥協なく行います。

3. スズキ純正診断機(SDT-II)による初期化設定

計測データを確認後、スズキ純正診断機(SDT-II)を車両へ接続します。

  1. 事前診断: 診断機接続時、ソナー系統に過去コード(DTC:4件)などの記憶が残っているのを確認。
  2. 初期化の実行: 診断機メニューから「超音波センサ初期化」を選択し、画面上の「超音波センサの初期化に成功しました」の表示を確認します。
  3. DTCクリア: 初期化完了後、記憶されていた全システムのダイアグコードをクリアします。

4. 全システム DTCチェック(最終確認)

作業の締めくくりとして、再度全システムの自己診断を実施。

エンジン、TCM、ESP®、パワーステアリング、エアバッグ、BCM、ソナー、後方カメラシステム、ブラインドスポットモニター(左右)など、すべてのシステムで「現在・未確定・過去 DTC:0件(異常なし)」となっていることを確認し、無事に作業完了となりました。

まとめ

安全運転支援システムが高度化する中、バンパー脱着や交換作業後のエーミングは欠かせない工程となっています。

  • 「ディーラーの作業予約が取れず、納車納期が押している」
  • 「自社にエーミング設備や水平環境がなく、信頼できる外注先を探している」

このようなお困りごとがございましたら、ぜひオートバックステクニカルセンター大阪にお任せください。正確な測定環境と専門技術で、事業者の皆様の業務効率化を全力でサポートいたします!

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