関東運輸局指定工場 第3-1715

ベンツE43AMG: フロントガラス交換・エーミング

フロントガラス交換、フロントカメラエーミング(静的)と走行調整まで行いました。こちらのお車は車高が下がっていることで、ディーラーやガラス屋さんで作業を断られ、当社へ相談の上、作業をさせて頂きました。カッコいいお車です。

フロントガラスの端っこのこの小さな打点からヒビが走っていました。

【ガラスの取替作業】

途中、イレギュラーが有りましたがお客様へも確認の上、無事にガラスを取り外しました。
ガラスに装着されているカメラ、センサーは慎重に新品のガラスに移設します。
新品ガラス装着完了でございます。

【マルチファンクションカメラエーミング作業】

車高が低く、エーミング機材が設置出来ないのでリフトアップしてターゲットを設置しました。
ターゲットの高さは車両のリフト接地面から整備書通り(1,275mm)の高さにセットしました。
車両接地面の水平を確保する為に、アライメント測定用のリフトを使用し高さアライメント測定時にセットする高さ(水平確認済み)でロックしております。

静的エーミングはBOSCH KTS560とAUTEL MaxiSYS909で行いましたがKTS560は走行調整モードに進めず、MaxiSYS909は表示に不具合あり(作業実施時点)。念の為にメルセデスベンツ純正診断機「XENTRY」を接続し再度静的エーミング実施後、キャリブレーション値(実測値)でピッチ・アングルが基準値外だったので走行調整を行いました。基準値から外れているのは、カメラが下を向いているのではなく、車高が下がっている事が原因です。

メルセデスベンツ純正診断機「XENTRY」:ピッチアングルが基準値外です。
同乗者にて走行中の学習状況を確認しながら基準値に入ったところで走行調整を完了いたしました。
基準値に収まった事を確認した状態で納車させて頂きました。走行調整の結果を確認せず、納車した場合でも通常の走行で学習するのですが、いつ完了するのか、学習後に基準値に納まったのかの確証がなければ、お客様も作業した側も不安ですよね。

今回の件は、車検・鈑金デポのフェイスブック 車検・鈑金デポ(sbd) Facebook の4月22日と4月27日の投稿に純正診断機と汎用診断機の表示数値や表示領域の違いなど、詳細内容を掲載しておりますのでそちらもご覧くださいませ。

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