トヨタ ヴォクシー(ZRR80/平成31年3月登録)
リヤ周り修理に伴う
周辺監視モニター/パーキングサポートブレーキシステム(PSB)登録設定 です。





■ 車両情報
• 車両:トヨタ ヴォクシー ZRR80
• 登録:平成31年3月
• 実施作業:リヤ周り修理
• 実施エーミング:周辺監視モニター/パーキングサポートブレーキ 登録設定
• 診断機:トヨタ純正 GTS+(正規品)
• 機材:トヨタ純正ICS用アタッチメント/デジタル角度計
• 安定化電源:シューマッハ(100Aクラス)
■ 今回のポイント
テーマは「ソナー」ではなく「安定化電源」 です。

エーミングや各種登録設定作業は、多くの場合 IG ON・エンジンOFF の状態で行われます。
このとき重要になるのが電圧だけでなく「電流」 です。
12Vバッテリーは1セル約2.1V × 6セル = 12.6V が基準ですが、これはあくまで“静的な電圧の話”。
エーミングや登録設定ではECUへの書き込み処理が発生し、瞬間的に非常に大きな電流を消費します。
■ 電圧降下が引き起こすリスク
車載バッテリーの状態が万全でない場合、
• 書き込み中に急激な電圧降下
• 11V台まで電圧が低下
• 書き込み中断
• 最悪の場合、ECUクラッシュ
というリスクが現実的に発生します。
これはPCで「アップデート中は電源を切らないでください」と表示されている状態で突然電源が落ちるのと同じ原理です。
■ なぜ100A以上の安定化電源を使うのか
世の中には80Aクラスの安定化電源もありますが、実際のエーミング書き込みテストでは、
電流不足による書き込み停止を経験しています。
そのため弊社では必ず100A以上の安定化電源を使用。
一般的なバッテリー充電器や輸入車保管用の充電器では、急激な電流変化に追従できず不適切です。
輸入車の整備要領書には「13.5V以上を維持すること」と明記されているケースも多く、13V・100A以上が一つの目安になります。
■ バッテリー保護の意味でも必須
安定化電源を使うことで
• ECUを守る
• 書き込み失敗を防ぐ
• お客様のバッテリーへのダメージを防ぐ
という三方良しの環境が作れます。
最近はバッテリー端子が挟みにくい車両も多いため、専用アタッチメントを準備して接触不良によるトラブルも未然に防止しています。
■ まとめ
エーミング作業は「ターゲットを置いて終わり」ではありません。
電源環境を含めて初めて“正しいエーミング”。
見えない部分こそ手を抜かず、安全・確実な作業を積み重ねていきます。
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