トヨタ カムリ (AXVH70)リヤ周り修理・エーミング

◆ 車両情報

トヨタ カムリ AXVH70

平成30年4月登録

◆ 修理内容

リヤ周り修理

◆ 必要エーミング

・バックカメラ光軸調整

・左右ブラインドスポットモニター ビーム軸調整

・インテリジェントクリアランスソナーシステム 登録設定(リヤ)

◆ その他作業

・アライメント調整

・ヘッドランプコンピュータSUB-ASSY LH 初期化

◆ 診断機

トヨタ純正 GTS+(正規品)

◆ 使用機材

・トヨタ純正ICS用アタッチメント

・デジタル角度計

・トヨタ純正三角リフレクタスタンドセット

・SBDオリジナル調整台座

・ニフコ製ミリ波吸収パネル&ボード

◆ 安定化電源

BOSCH BAT6120

今回のPOINT

今回のようなリヤ周り修理では、

✔ BSM(後側方レーダ)

✔ バックカメラ

✔ ソナー系

と、複数のセンサー系が同時に関係してきます。

そのため弊社では、

▶ BSMセンサはバンパ装着“前段階”で取付角度を事前計測

▶ 装着後はビーム軸調整で最終補正

という二段構えで対応しています。

ここを省略すると、「診断機上は完了しているけど、実際はズレている」という典型的な状態になります。

ミリ波エーミングで最も重要なのは“環境”BSMやミリ波レーダの調整で厄介なのが、

・床反射

・壁反射

・金属物によるゴースト

・背景ノイズ

いわゆる電波ゴーストです。

そこで弊社では、ニフコ製ミリ波吸収体を使用し、キャリブレーションエリア内の不要反射を極力排除しています。

さらに、

✔ ミリ波レーダ反射可視化装置を用いて

✔ キャリブレーションエリアをフルサーチ

✔ ゴースト発生ポイントを事前に把握

という工程を踏み、「なんとなく環境を整える」ではなく、**“見える化した上で対策”**しています。

エーミングは「機材」だけでは成立しない

今回の作業でも、

・センサ取付角度の事前管理

・環境ノイズ対策

・純正診断機による登録設定

・安定化電源による電圧管理

これらすべてを組み合わせて、初めて“安全に成立するエーミング”になります。

ターゲットを置いてボタンを押すだけでは、本当の意味での校正にはなりません。

電子制御装置整備の時代は、「作業した」ではなく「正しく成立しているか」ここまで求められるフェーズに入っています。

今回も無事、全システム正常復帰・完成確認まで完了です。

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