BMW X3(UZ20/令和5年3月登録)
他社様にてフロント周り修理後の**エーミング作業依頼(BtoB案件)**です。
■ 作業経緯
・フロント周り修理完了後
・各ADAS関連システムの再設定/確認が必要とのことで入庫
■ 実施内容
フロント長距離レーダーセンサー
・セットアップ(ターゲット使用)

近距離レーダーセンサー(前側方レーダ)
・修正角度リセット

アラウンドビューカメラ
・車両プロファイルの適用


■ 使用診断機・機材
・AUTEL 909
・BMW純正 ISTA(正規品)
・BOSCH RSCD2100
・安定化電源:シューマッハ
■ 今回の重要ポイント
今回AUTEL 909で対応できたのは
フロント長距離レーダーのみ
AUTEL側でも
・アラウンドビューの作業メニュー表示
・実行自体は可能
でしたが、
BMW純正ISTAで確認すると
「車両プロファイルの適用」が行われていない=
AUTELでは実質“機能していない可能性が高い”状態。
さらに、近距離レーダー(前側方レーダ)についてはAUTELではそもそもシステムに入ることが出来ず未対応。
結果として、
フロント長距離レーダー → AUTEL対応可
近距離レーダー修正角度リセット → ISTA必須
アラウンドビュー車両プロファイル適用 → ISTA必須
という構成でした。
■ ここが誤解されやすいポイント
この車両で「一般的にイメージされるターゲット設置を伴うキャリブレーション」が必要なのは
フロント長距離レーダーのみ
近距離レーダーとアラウンドビューは
キャリブレーションではなく
値のリセット/車両プロファイルの再適用
しかしこの工程はBMW純正診断機 ISTA でしか完結できません。
■ 現場的なリアル
・汎用診断機だけでは“最後まで完結しないケース”が増加
・見た目は作業できていても、中身が反映されていないことも
・OEM純正診断機の重要性は年々高まっています
今回もAUTEL+ISTAの両輪運用ではじめて正規手順どおり完了できた案件でした。
「汎用機で出来たつもり」が一番危険。
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