スバル レガシィ BRM
平成24年7月登録 の車両です。
作業内容
側方修理に伴い、
アイサイト Ver.2 ステレオカメラの調整・検査(静的エーミング) を実施しました。
作業概要
• 鈑金作業:側方修理
• エーミング内容:ステレオカメラ調整・検査(アイサイト Ver.2)
• 診断機:スバル純正診断機 SSM3(正規品)
• 使用機材:スバル純正ランダムチャート、3Dレーザー
SBDオリジナル スバル車専用ホワイトボード、スタッフ
• 安定化電源:GYS
POINT
(ここ重要です)
普段、スバル車のエーミングでは
SSM4+VCI(DST-010) を使用するケースがほとんどですが、
今回は アイサイト Ver.2 対応のため SSM3 を使用。
ところが…
SSM3 × DST-010 では通信がうまく成立せず。
そこで、
SSM3時代の純正VCI「DST-i」 をセットアップし直して再接続したところ、
正常に通信・作業実施が可能 となりました。
普段は汎用診断機でアイサイトVer.2のエーミングを行うことが多いため、
「SSM3ではVCIの世代適合が必要」という点は、正直なところ盲点でした。


古い車=古い診断環境が必要になるケースもある
これは現場でしか気づけないポイントですね。
今回の静的エーミングでは、
• 初期状態では 正解率 89% がMAX
• 照明環境を細かく調整した結果、
最終的に 正解率92% まで向上

エーミング精度について
わずかな照明条件の違いが、結果に大きく影響します。
環境づくりの重要性を改めて実感しました。
整備要領書からの重要な注意点
今回の修理では
フロントガラスの脱着は行っていません。
しかし、スバルの整備要領書には以下の記載があります。
コントロールシステム → アイサイト(診断)→ 概要 → 注意
「軽衝突でもステレオカメラの軸ずれが発生する可能性があるため、アイサイト警告灯が点灯していなくても、マルチインフォメーションディスプレイに“カメラ一時停止”が表示されていなくても、ステレオカメラの調整を行うこと」
この記載に基づき、今回は 確実にエーミングを実施 しています。
最後に
エーミング作業は
「ガラス交換したからやる」「警告灯が点いたからやる」
だけでは不十分なケースがあります。
システムの概要
注意事項
想定されるリスク
これらを 整備要領書から読み解く力 がなければ、
今回のような「軽衝突でも必要」という判断には辿り着けません。
実はこの内容、
ディーラーでも把握されていないことが多いのが現実です。
だからこそ、
書いてある手順だけでなく、背景まで確認する整備が重要だと考えています。
※愛車の修理等でお困りの事がありましたらお気軽にご相談くださいませ・・・
お電話でのお問い合わせは
車検・鈑金デポ (本社工場):お客様専用フリーダイヤル TEL:0120-82-8150
WEB・メールでの問い合わせはこちらより
一般のお客様のお問い合わせ | 車検・鈑金デポ-SBD(千葉県浦安市) (shaken-depot.jp)
SBDチャンネル(YouTube)、車検・鈑金デポのフェイスブック 車検・鈑金デポ(sbd) Facebook も是非ご覧くださいませ。


